CBD(電子タバコ)の害について・違法取引された製品に含まれていた成分が原因
たばことは違い、電子たばこにはニコチンやタールがありません。それでも健康を害する人は一定数存在するので、CBDだからと言ってまったく危険性がないとは言い切れないです。最近の報告ではCBDでも肺に負担が掛かっているというデータも存在します。
電子タバコによる肺損傷の原因は、違法に取引された(CBD)リキッドに含まれていた「ビタミンEアセテート」だと言われていて、これが人体に悪影響を与えているという内容の報告です。
アメリカで死亡例が報告されたことは記憶に新しいですが、直接の原因はビタミンアセテートであって、CBDでもTHCでもありません。
それでもたばこと比較すると圧倒的に肺がんのリスクが低く、健康を損なう危険性は低いです。
ニコチンやタールが入っていないので息苦しさや眩暈のような症状が起こることもありません。
それでも近年になって健康被害が増えているのは、CBDに関して間違った知識を持っている人や、過度の頻度や量を使っている人が多いからです。
CBDは有害な成分が少ないのでどれだけ吸ってもOKだと思っている人が多いですが、微量でも有害な成分が入っていれば完璧に安全なものだとは言えません。
微量でも積み重ねれば大きなものになりますし、徐々に蓄積された有害成分は徐々に体をむしばんでいきます。
蓄積されたものをリセットすることができれば良いですが、健康面に悪影響を与えると言うことは人間の体はそれらの成分を受け入れることができません。
老廃物として排泄をしたり、代謝や分解をして違うものに変えることができれば良いですが、今のところそれは難しいです。
CBDはたばこよりも危険性は低いですが、過度に使用することは想定していません。
一日に何度も吸ったり、短い間隔で吸ってしまうと思わぬトラブルが発生することもあります。
一日に1回くらいの使用であればほとんど変化はないかもしれませんが、これが10回20回になると何かしらの問題が発生するはずです。
10回20回になると間隔もどんどん短くなっていくので、肺の機能は回復するための時間を設けることができません。
疲労がたまっている状態で動き続けていると誰でも体調を崩します。
それは内臓も同じで、負担をかけ続ければ必ず悲鳴をあげてしまいます。
それが肺炎や肺がんとしてあらわれます。今の研究ではビタミンEアセテートが問題視されていますが、もしかすると他にも人間の体に良くない成分が含まれている可能性はあります。
電子たばこと言えど、100%安全なものではないということを理解したほうが良いです。健康を意識するのであれば、電子たばこの使い方にも注目すると良いです。