いつの時代においても、健康問題は誰もが関心を寄せる事柄のひとつであり、健康に良いと言われるものに注目が集まるのは当然のことです。
そんな事情から、最近話題の的となっているCBDオイルをご存知でしょうか。
注目されている理由のひとつは、心身の健康に非常に効果があるということですが、その他の注目点として挙げられているのが、このオイルがカンナビス・サティバという天然植物から成分が作られるという点ではないでしょうか。
CBDオイルに中毒性はない!安全性はWHOからもお墨つき
事情を良く知らない人にとっては、長く使用を続けていたら中毒性や副作用をもたらすなどの悪影響があるのではないか、という懸念が沸き上がってくるのかもしれません。
しかし、結論から言うとその心配はまったくないと言うことが出来ます。
というのは、CBD成分の中には精神活性効果を上げるようなものは含まれていないからです。それどころか、多くの動物実験や治験を踏まえて病気の痛みを和らげたり症状を緩和させる効果があることが確認されているのです。
また、不眠症やうつ病といった症状の改善にも大いに期待が出来そうです。
更に、CBDオイルにはアルコール依存症や喫煙を始めとする一般的な依存症を抑制する作用があるとも言われています。
従って、中毒になるような心配もなく、さまざまな病気や痛みにも効くオイルとして、安心して使用することが出来るのではないでしょうか。
運動機能や心理機能に悪影響もなく、心拍数や体温も変わらない
オイルの成分となるCBDの安全性にポイントを置いてみると、アサから抽出されるものだということで懸念する人がいるというのは事実です。
しかし、ここで勘違いしてはいけないのが、アサから抽出される成分にもうひとつ、THCと呼ばれるものがあり、一般的に知られているような幻覚幻聴の症状や多幸感をもたらす作用を持っているのはTHCの方だということではないでしょうか。
実際に行われた研究の結果として、1日に最大1,500ミリグラムという多量のCBDを摂取したとしても人体に何ら悪影響を及ぼすようなことが無かったということも示されていますし、THCと運動機能や心理機能を比較したところ、何の影響もなく心拍数や体温も変わることがなかったという結果も出ています。
このような研究や科学的な根拠からWHOからもその安全性については、お墨付きをもらっていると言っても過言ではないでしょう。
世の中には不眠で苦しんでいる人や、リラックス効果を求めている人が数多く存在します。
日本ではまだ認知度が高いとは言えませんが、CBDはその健康効果から、今や世界中で商品化が進んでいるもののひとつとして認められています。
しかし、それは当然のことながら、服用時にはきちんと量などの注意を遵守して、心配なようであれば医師や薬剤師にアドバイスを受けることをおすすめします。