こんにちは、CBD ORGANIC STYLEの編集部です。今回は、最近話題になっているカンナビノイド、THCV(テトラヒドロカンナビバリン)についてご紹介します。
THCVとは、ヘンプの中にごく微量に含まれる成分で、THC(テトラヒドロカンナビノール)と似た化学構造を持っています。しかし、THCと違って日本では合法であり、精神作用も弱いとされています。
では、THCVはどんな効果があるのでしょうか?どうやって摂取するのでしょうか?そして、本当にキマるのでしょうか?この記事では、THCVに関する基本情報からレビューまで詳しく解説します。
この記事の概要
THCVはキマる??
THCVは精神作用があるカンナビノイドですが、「キマる」という表現は個人差や摂取量によって変わってきます。一概には言えませんが、以下のような感覚を味わうことができるかもしれません。
- 気分が高揚して、元気ややる気が出る
- 焦燥感や不安感が和らいで、リラックスできる
- 集中力や創造力が高まって、物事に没頭できる
- 感覚が鋭敏になって、音や色や味が楽しめる
これらの感覚は、THCVがCB1受容体やCB2受容体に作用することで起こります。しかし、THCVは適量を超えると逆効果になることもあります。以下のような症状に注意してください。
- 頭痛や吐き気などの身体的な不快感
- 焦りやイライラなどの精神的な不安定さ
- 妄想や幻覚などの強い精神作用
- 依存や耐性などの長期的なリスク
これらの症状は、THCVがCB1受容体やCB2受容体に過剰に作用することで起こります。また、他のカンナビノイドや薬物との相互作用も考慮する必要があります。自分の体質や状態に合わせて、適切な量を摂取することが大切です。
THCVってどんなカンナビノイド?他のカンナビノイドとは違う二相性
THCVは、アフリカを原産とするサティバ原種由来の品種からしか取れない希少なカンナビノイドです。そのため、研究も進んでおらず、まだわからないことが多い成分です。
しかし、これまでの研究では、THCVに以下のような効果があることが示唆されています。
- 運動障害の発生を遅らせたり、神経報酬系への調節をもたらしたりする可能性がある
- 食欲抑制や血糖値降下などの代謝改善効果がある
- 焦燥感や不安感を和らげたり、気分を高揚させたりする精神作用がある
これらの効果は、THCVがエンドカンナビノイドシステム(ECS)と呼ばれる体内のシステムに働きかけることで起こります。ECSは、体内に存在するカンナビノイド(エンドカンナビノイド)やそれらに結合する受容体(CB1受容体やCB2受容体)から構成されており、身体的・精神的な健康や恒常性維持に重要な役割を果たしています。
THCVは、CB1受容体やCB2受容体に結合することでECSに影響を与えます。しかし、THCVは他のカンナビノイドと違って二相性を持っています。つまり、摂取量や濃度によって作用が変わってくるのです。
例えば、CB1受容体に対しては低濃度では阻害作用(アンタゴニスト)を示し、高濃度では活性化作用(アゴニスト)を示します。これはTHCと正反対です。THCは常にCB1受容体を活性化させて強い精神作用を引き起こしますが、THCVは低濃度ではその作用を抑えて精神作用が弱くなります。逆に高濃度ではCB1受容体を活性化させて精神作用が強くなります。
また、CB2受容体に対しては低濃度でも高濃度でも活性化作用(アゴニスト)を示します。CB2受容体は主に免疫系や消化器系に関係しており、炎症や痛みなどの抑制に関与しています。THCVはCB2受容体を活性化させてこれらの効果を促進します。
どうやって摂取する?適切な量や使用方法
THCVはヘンプ(麻)から抽出されたオイルやリキッドとして販売されています。オイルは飲んだり舌下に垂らしたりして摂取します。リキッドは電子タバコやヴェポライザーと呼ばれる専用機器で気化させて吸引します。
オイルとリキッドでは摂取方法が違うだけでなく、効果発現までの時間や効果持続時間も異なります。オイルは消化器系から吸収されるため効果発現まで時間がかかりますが、効果持続時間は長くなります。リキッドは肺から吸収されるため効果発現まで時間がかかりませんが、効果持続時間は短くなります。
また、オイルとリキッドでは含有量や濃度も異なります。オイルは一般的に低濃度であり、10mlあたり10mg程度のTHCVが含まれています。リキッドは一般的に高濃度であり、10mlあたり100mg程度のTHCVが含まれています。
これらの違いを考慮して自分に合った製品を選ぶことが大切です。また、製品ごとに使用方法や注意事項も異なる場合がありますので、必ずパッケージや説明書をよく読んでください。
THCVを試してみたい方へのおすすめ製品
THCVを含む製品はまだ少ないですが、最近ではオイルやリキッドとして販売されています。しかし、どれも安全性や品質に問題がないかどうかは自己責任で判断する必要があります。信頼できるサイトから購入することをおすすめします。
私たちCBDオイルガイドでは、THCVを含む製品の中でも特におすすめしたいものがあります。それは、KUSH JPのCBG THE FOCUS(Purple Crack)です。このリキッドは、CBGやΔ9THCVだけでなく、H4CBDやCBCやCBTなどの希少なカンナビノイドも配合されています。これらのカンナビノイドが相乗効果を発揮して、集中力や創造力を高めたり、気分を高揚させたりする効果が期待できます。
このリキッドは0.5ml入りで、約200回分の吸引が可能です。価格は8,800円(税込)です。ヴェポライザーに入れて吸引することで、THCVの精神作用を体感することができます。ただし、過剰摂取には注意してください。
このリキッドに興味がある方は、以下のサイトから購入することができます。
【Kush JP 公式サイト】
CBG THE FOCUS(Purple Crack)0.5ml【CBG Δ9THCV H4CBD CBC CBT etc】
また、実際にこのリキッドを試したレビュー記事もあります。以下の記事から読むことができます。
以上が、THCVに関する基本情報とおすすめ製品の紹介でした。THCVはまだまだ未知数のカンナビノイドですが、その希少性や可能性に魅力を感じる方も多いと思います。もしTHCVを試してみたいと思ったら、ぜひ上記の製品をチェックしてみてください。それでは、また次回お会いしましょう。