THCリキッドの濃度は液体の中にTHCがどれくらい入っているかで決まります。
ベースとなる液体はPG・プロピレングリコールやVG・植物性グリセリンが一般的です。
VGの方が植物油由来の天然のものなので安心感は高いでしょう。
ほんのりの甘味さえ感じられ、摂取しやすいです。
無味無臭の有機化合物であるPG、粘度がVGと比べてそれほど高くないことからカートリッジの補充・デバイスのクリーニングがやりやすいという利点があるのです。
いずれもインターネット経由で簡単に手に入ります。
そこに濃縮されたTHC・ロジンを混ぜるのです。
かたまりのままのロジン、電子レンジで加熱してやれば溶けます。
麻薬禁止法の日本なので無理ですが、合法の国ならこれらの材料を取り寄せて自分好みの濃度のTHCリキッド作り、意外とかんたんです。
アメリカやカナダなどで市販されているTHCリキッドも濃度はさまざま、15パーセント程度から30パーセント、70パーセントを超えるものまであります。
THCリキッドの濃度について・15%から70%を超えるものまで!
どうやら日本でも北海道にはヘンプが自生しているようですが、その含有量は1パーセント以下とごくわずかです。
こっそり採取して持って帰って加工していることが分かったら即たいほです。
見つからずにTHCリキッド作りが成功したとしても吸ったところでほとんど効き目なし、無駄な労力をかけるのはやめておいた方がよさそうです。
とにかく濃度が高い方が良さそうなものですが、そんなことはありません。
THCがたっぷりはいっている高濃度のTHCリキッドは、お値段もそれに比例して高くなってしまいます。
だからこそ少しずつしか使うことができないでしょう。
一気に使用すると良くないのは金銭的負担がかかるだけではなく、身体への負担がおおきいからです。
はじめてTHCリキッドを使用した時に、せきこんだり気分が悪くなったといった経験をしたことでしょう。
初心者ほど加減がわからず大量摂取してしまいがち、そのためにこういった症状が起こるのです。
自身にあった濃度のものを利用するのが一番です。
リラクゼーション効果を得ることがTHCリキッドを使用する目的なのです。
使うたびに気持ちが悪くなり、どんどんお金も飛んでいくというならなんのためにおこなっているのか分からないのです。
それではリキッドの濃度はどのくらいが最適なのか、それは実際に試してみないと分かりません。
性別や年齢・体格に体質・THCリキッドをこれまでにどれくらいの期間使ってきたのか、その他さまざまな要因から適量が決まります。
体調によっても違ってくるのです。
多く摂取しすぎたら負の効果しかない、なので濃度の低いものから少しずつ様子を見ながら増やしていくというやり方がおすすめです。
摂取することで肺から直接吸収されることとなるTHCリキッド、効果があるかないかはすぐにでも分かります。
少なめのつもりでもガツンと効果があることも、もしも気分が悪くなったら横になれるように自宅などで試した方がよさそうです。
しばらく休めば次第に気持ち悪さも落ちつきます。
摂取したときに多少は気持ち悪くてもより強いリラックス作用が得たいと思われるかもしれませんが、THCリキッドの濃度と効き目は正比例せず釣り鐘のようにある程度以上は効果が下がっていくのです。
むだにお金をかけて意味のないことをするべきではありません。
もしもTHCリキッドの濃度が低すぎたという場合、濃いものを薄めることはできてもその逆はむずかしいです。
東京だと金なみのお値段、合法であるはずのアメリカとかでも決して安いとは言えない価格帯です。
効き目がいまいちで使えないTHCリキッドの瓶をどんどん増やしていくよりは、ある程度濃度がある製品を買って薄めて様子をみる方がよいかもしれません。
薄めるのに使えるのもPGやVGといったベース素材です。
でもわざわざ購入しても使い道が限られるこちらを選ぶより、VAPEリキッドにしましょう。
こちらは日本でも合法、ドンキホーテなどで売られています。
甘い香りからさわやか系とさまざまな香りが楽しめ、種類豊富です。
リラックスできるだけでなくご飯がおいしく感じられる・いつもの音楽がよりすばらしく聞こえるなど、日常を上げてくれるTHCリキッドですが、原材料であるヘンプの草っぽさ・青臭さに苦手意識をもつかもしれません。
特に濃度が濃いものだとヘンプ臭は強まるもの、VAPEリキッドで香りをごまかしてやれば使いやすくなるのです。
VAPEリキッドを混ぜると薄まるのがデメリットですが、ここでは濃度を下げることも目的の一つです。
THCリキッドに最初は多めに、効果が得られなければ少しずつ量を減らしてと濃度を調節してちょうど良いを見つけ出してみてください。
THCリキッド作りも濃度調整も、材料さえそろっていれば誰でも簡単におこなえます。
ただし日本ではTHCを使用するのも所持も譲渡もすべて禁止されているのです。
試してみたいと思ったら使用が許される国に行くこと、あるいは日本でも合法のCBDリキッドを使うようにしましょう。
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