スペインにチェコ・チリ・コロンビア・ウルグアイ・カナダ・アメリカの一部の州、これらがTHCリキッドやオイルなどTHC製品が合法とされている国です。
コロナウイルスが蔓延している今はともかく、観光にお仕事にと訪れる日本人も多いでしょう。
「旅の恥は搔き捨て」なんて言葉もありますが、真面目な印象の強い日本人だって海外に行けば羽目を外すことだってあるんです。
でもTHCリキッドを試してみようと思うのはやめましょう。
特にカナダとか、留学生が軽い気持ちで手を出すことよくあるんです。
海外にて購入のTHC製品を日本に持ちこむのはダメだというのは皆さんご存じです。税関検査の優秀さも、こっそりごまかそうと思っても絶対にばれてしまうでしょう。
でも合法の国で使用するのくらいいいのではと考えてるかもしれませんが、日本人は外国に行こうとも日本人・日本の法律に守られていると同時に日本の法律にがんじがらめにされています。
帰国後に逮捕されるかも、海を越えたからといってはしゃぎ過ぎにはご用心、一線は超えないようにしましょう。
THCリキッドは合法ではない!海外では合法でも日本ではダメ!
このことについては、取締法の刑法2条に書かれています。
THCは違法という決まりは「日本国外において罪を犯したすべての者にも適用する」というのです。
2018年に外務省も明確に通達をしています。
外務省のホームページを見てください、海外でも違法とちゃんと書かれてます。外国に行ったからとTHCリキッドが日本人も合法となる、そんな馬鹿な話は無いわけです。
ところで、お酒は何歳から飲み始めましたか。
いちおう日本の法律では二十歳から、居酒屋でも身分証明書を提示するよう言われる場合があるでしょう。
でも部室での鍋パーティー、具材とアルコールを買いこんできてどんちゃん騒ぎするわけですが、何月生まれなのかとか一人一人確認されることもなく1年2年関係なくみんなで乾杯しているでしょう。
大学生となったらなあなあの空気が、子供の頃から正月にはお父さんが「正月なんだから」と一口くれてたなんて家もあります。
その様子をSNSにアップしたら、情報が広く拡散すると指導が入る場合もあるでしょう。けれど、家の中や部室でどうしていようが、そこまで管理はされません。
日本では禁止のTHCリキッドを合法の国で試してみた、旅行先・留学先にまでついてきて目を付ける暇な警察官もいないでしょう。
一年間にいったい何人の人が渡航しているのか、やはりSNSとかで報告しない限りは気づかれることはなさそうです。
戦後、GHQが関わり取締法が出来ました。
そこから何十年も経ちますが、海外の合法の国で吸ったからたいほといった例はありません。でも万が一見つかった場合に、言い逃れできないことだけは知っておいてください。
誰も彼もがSNSで自身のプライベートを世界に発信する時代となりました。
海外留学・日本だと違法となっているTHCリキッドの初体験、これ以上ない格好のネタですから挙げたくなるのも当然ですがやめておいた方が賢明です。
海外では合法だったりするTHCリキッド、アルコールやタバコだって使い方を誤れば依存症となるのは同じですし、日本人はとにかく危険だと怖がってますが使い方さえ誤らなければ恐ろしいだけのものじゃあないんです。
食欲増進や痛みの緩和といった作用から、医学の世界でも注目されてます。
フルスペクトラム系のCBDにも世界で出回ってる製品には当たり前に入っていて、でも日本では禁止と言われてるんですから日本人としては守るしかありません。
依存性もあるTHCリキッド、合法の国で数回試しただけで満足できるでしょうか。
もしも辞められなくなったら、そういう方が増えればTHCの密輸がより頻繁になりどんどん巧妙化してしまいます。
そして日本でもTHCリキッドが出回るようになって、こっそり入ってくる品は合法の国のように品質にこだわったものばかりとは言えません。
我々日本人を守ろうとして定められている法律なのですから、きちんと受け止めましょう。母親のような愛、時にはうっとうしくなったり反発したくなる気持ちも分かります。
GHQが取締法をすすめたのは、日本人の戦力を少しでも奪おうとしたからこそのようです。THCリキッドのように体内に摂取してハイになるというのではなく、衣類や肥料・神事などで用いられました。
いまさら法の改正を行おうにも、ヘンプを日本で育てることさえ禁止されてるのですから安全性について研究することも不可能です。
身動きが取れないジレンマに苦しんでる状態、でもそんなのは日本人には関係ありません。
とりあえずTHCリキッドは日本では合法ではないという事実が重要、日本人として暮らしているのですから良い法律も悪いものも関係なく、すべて受け止めなければなりません。
海外に行こうとも日本人としての誇りを忘れないようにと言いますが、ついでにTHCリキッドは違法という考え方も忘れないように、はめのはずしすぎにはご注意です。せっかくの楽しい旅行、帰ってきて地獄を見ないためです。