CBDリキッドが最初から入っているCBDカートリッジなら、リキッドを買うよりも安いのに高濃度のCBDが楽しめて、しかも初心者でも操作が簡単でとメリットも多く利用されている方は多いです。
ただ、濃度が高いからこそのデメリットなのか固まって結晶化しやすいかもしれません。
側にくっついてしまって降りてこず、CBDリキッドよりはお安いとは言っても使えないからと捨ててしまうには勿体ないお値段です。泣く泣く諦めるしかないのか、そんな必要はありません。
CBD カートリッジが結晶化した?チョコレートと同じように封をしてお湯の中へ
もしもCBDカートリッジが結晶化した場合には湯煎にかけてみましょう。
湯煎というのは直接リキッドを鍋に入れて温めるのではなく、容器ごとお湯の中で間接的に熱するというやり方です。
チョコレートを溶かすときなどにはお馴染みのやり方、お料理をする方ならご存じでしょう。
鍋が無くとも耐熱容器なら何でも、そこにお湯を入れるのです。
そしてカートリッジを入れるのですが、もしかしたら熱すぎて割れてしまうかもしれないのでチャック付きビニール袋に入れて水が入ってこないようにきっちり封をしてお湯の中に沈めることです。
カートリッジ全体が浸かっているのが理想、浮いてくるようなら重しをします。
袋の中の空気をできるだけ抜いてぺちゃんこにしてからの方が浮きにくくはなります。
グラグラと湧いている沸騰状態までせずとも好し、むしろそれだと割れる可能性は高まります。
ほどほどの温かさでCBDは溶けるのです。様子を見ながらお湯の温度も調整しましょう。
取り出してみて液状になっているのが確認出来たら袋を取り出し、中のカートリッジを取り出します。
ほどよい熱さで30分ほど放置して余熱を利用して完全に溶かすといったやり方が最適です。
特にお湯から取り出すときにはカートリッジ自体も熱くなっています。
火傷をしないよう、注意しながら進めていくことです。
製品によってはカートリッジにラベリングされておらず、ケースから出すことでどれがどれか区別がつかなくなるものも多いです。
一度に取り出してすべて袋に放り込んで湯煎作業を、そうするとどれがどれやら分からなくなって好みのフレーバーを探すのが困難になることもあるので気を付けましょう。
CBDリキッドもやり方は一緒、分離し結晶化しているのを見るとショックを受けるかもしれませんがビニール袋に入れて湯煎にかければ復活、最後まで大切にすべて使い切るようにしましょう。
お湯を沸かしたり30分放置したり、それが面倒ならもう一つやり方があります。
ココナッツオイルで溶かすのです。
CBDというのは、ココナッツオイルに溶けやすいという性質を持っています。
固まっていたはずのものがするすると溶けてきて、快感でしょう。
ただ、せっかく高濃度であることもウリなのにココナッツオイルをプラスすると薄まってしまうというデメリットはあります。
楽さを取るのか使い心地の良さを取るかは自由、くれぐれももう使えなくなったと捨ててしまわないことです。
CBDの結晶は溶かせばリキッドになる、つまり自作リキッドも可能です。
小瓶の液体タイプはお値段が高い、コストパフォーマンスで言うと自作する方が全然お得なのです。
成分の配合量が高い便だと1グラムで1万円以上、同じ配合率で1万円を超えることは無いでしょう。
配合率を自分好みにカスタマイズできる楽しみもあります。
CBDの結晶もインターネット購入可能、液体として使用するのはPG・プロピレングリコール、あるいはVG・植物性グリセリンです。
PGもVGもネットで300ミリリットル1000円程度で手に入ります。
市販品だって成分は同じ、自分で作るか作られているものを買うかの違いというだけです。
こちらも同じく湯煎にかけて製造、空のボトルに結晶とPG・あるいはVGを好きな濃度で入れてビニール袋に入れるのです。
完全に混ざり合ってから火を消してそのまましばらく放置、粗熱が取れて持つことが出来る熱さになったらもう一度しっかりと振ってかき混ぜます。
製品として購入したカートリッジやリキッド同様に、自作のリキッドだって放置しているとまた結晶に戻ります。
手間を減らしたいなら一度に作りすぎないことです。
リキッドの液体がまだ残っているのならば、そこに結晶を入れてやってもいいです。
ただそのまま振ったところで砂糖が溶けるようにさらさらと溶けていくことは無し、同じく湯煎にかけなければなりません。
この方法で自作した製品、元々のCBDがあってそこに追いCBDをしているのです。
かなり濃い状態となってしまいます。
高濃度でも命に関わる副作用はありませんが、身体がすぐには受け付けず気持ちが悪くなったりなんてこともあるかもしれません。
注意した方が良さそうです。
PG・VG代わりにアルコールを使う方法だってあり、いろいろと試してみると良いでしょう。
市販のCBDカートリッジだと香料も含まれており、その匂いが苦手という方もいるはずです。
自作なら無味無臭バージョンだって作れるのです。
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