CBDリキッドは、ヘンプから抽出のCBDをPG・プロピレングリコールやVG・植物性グリセリンに溶かして液体状にしたものです。
PGやVGはインターネットでも購入可、CBDパウダーと共に瓶に入れて自作することだって出来るのです。
手間でしょうがむしろ安上がり、自分好みの濃度に作れるといったメリットがあります。
一度溶かしてしまえば永遠にその状態のままというわけではありません。
購入してしばらく置きっぱなしにしていたCBDリキッド、固形物と液体で分離していませんか。
分離や結晶化は特に高濃度のCBDでは頻繁に見受けられる症状です。
瓶の端に付着して落ちてこないのであれば電子タバコに移し替えも不可能、もう使えなくなったと諦めることは無いのです。
分離したリキッドを元通りにしてやる方法はあります。
CBDリキッドが分離してしまったら?お湯やMCTオイルを使う方法をご紹介!
ただ状態が変化しているだけ、品質にも問題はないのです。
それではどうするか、一般的なのは湯煎にかけるという方法です。
結晶化したCBD、温めてやればまた溶けて液体と混ざり合うのです。
湯煎ですから、直接結晶を鍋に入れてはいけません。
瓶のまま、温めることで瓶が割れてしまうといった危険性もあるのでその瓶をジッパー付きのビニール袋に入れてから、袋ごと温めましょう。
お湯の温度は60度くらいで十分、ボコボコと煮え立っているお湯だと瓶への負荷が大きくなってしまいます。
お湯に浸けて10分から30分程度待っていれば溶けていってくれるのです。
元の液体の状態に戻ったのを確認できたら取り出し、冷ましてから使用するようにしましょう。
よく振ってから使用すれば、わずかに残っていた結晶も溶けて全体が均一に混ざり合います。
瓶自体も小さく軽いので放置している間にお湯の表面に浮かんできてしまうこともあります。
重しをして全体が湯に浸かるようにしておいた方が完璧です。
熱湯でなくともよし、マグカップに水を入れてレンジでチンするだけでも出来上がります。
とはいえお湯を使うのはめんどくさい、危険だから避けたいというなら湯煎をしない方法もあります。
自家製CBDリキッドで使用するPGなどの液体、CBDが溶けやすいといった性質を持っているからこそ選ばれるのです。
結晶化したCBDに投入して溶かしてしまうといったやり方もあります。
少し前に流行したMCT・ココナッツオイルなどもおすすめ、買ったけれど余らせているというならこれを機会に使い切ってしまうのも良いかもしれません。
ただ注ぎ込んで混ぜるだけなのですから湯煎よりもお手軽です。
ですが濃度が薄まってしまうという弱点もあります。
濃すぎて使い勝手が悪いというCBDリキッドならともかく、PGを加えたことで効果がいまいちになってしまったなどという危険性もあり、要注意です。
どちらの方法もめんどくさいというなら、初めから結晶化しにくい製品を選ぶのも手です。
たとえばKoiシリーズ、全体的にいずれも結晶化が見られない中でPINKKoiのみが結晶化しやすいのです。
1000㎎・500㎎と大容量ならば大容量なので購入して使い切るまでにある程度の時間がかかる、分からないでもないでしょう。
でも250㎎さえも結晶化したという声が多くて、たぶん香料が関係しているように思われます。
こちらは避けて他から選ぶようにしましょう。
NATUuR 420 with TERPENESなどもよく結晶化するCBDリキッド、こちらの場合はテルペンが影響しているようです。
CBDリキッド選びをする中で、効果の高さと共に結晶化の頻度なども口コミ評判を見ておいた方がよいかもしれません。
もちろん分離しにくいとされている製品がすべて大丈夫とも限らないです。
使い勝手の良いサイズで選んで置き場所などにも気を配ること、20度以下くらいで直射日光が当たらない場所での保管が最適です。
蓋を開けっぱなしにしないなどの常識的な管理もクリアできているでしょうか。
たとえ分離したとしても湯煎にかければ元通り、ずぼらさんでもそこまで気を使うことなく使用できるのも利点です。
結晶化しやすい製品だとニードルボトル付きのこともあり、いろいろ試してみてダメだったら湯煎と気楽に考えてください。
CBDリキッドを効率よく摂取するのにおすすめはRDAです。
温度管理機能があり、CBDの沸点以上燃焼点は超えないという微妙な温度設定が可能となるからです。
結晶化することが多く面倒なテルペン配合のCBDリキッド、こちらは215度から225度くらいの設定が最もCBDを効率よく摂取出来ます。
リキッドの漏れも少なく、無駄にすることがないのです。
一度購入したRDAは本体が壊れない限りは長く使うことができて、コストパフォーマンスも高いです。
ようやく日本でも広まってきたとは言ってもCBDのお値段はまだまだお安いとは言えません。
漏れたりこぼしたりしないこと、ましてや分離しているから捨ててしまおうなんてもったいないことはやってはいけないのです。